嵯峨鳥居本は、嵯峨野の西北、愛宕山の麓に位置し、愛宕街道沿いに八体地蔵の並ぶ三叉路から、愛宕神社一之鳥居にかけての長さ650mの通りである。古くは化野と呼ばれ、葬送の地であったが、現在の町並みは愛宕神社の門前町として発展したものである。八体地蔵のある三叉 ...
カテゴリ: 京都でぶらり
大堰川で行われる三船祭の「車折神社」
車折神社には、嵐電の「車折神社」で降りるのが一番の近道である。嵐電「車折神社」の駅は、明治43年(1910)に、車折神社の裏駅として開業している。ずっと駅名は「車折」であったのだが、平成19年(2007)に「車折神社」と駅名を変更している。手前(南側)が ...
東本願寺の別邸で石川丈山が作庭した「渉成園」
東本願寺のある烏丸通を東に一つ入った通りに渉成園がある。慶長7年(1602)、真宗大谷派十二代の教如上人が徳川家康から寺地を寄進され、東本願寺を設立する。その後、三代将軍家光から東本願寺の東側に土地の寄進を受けた十三代宣如上人が、承応2年(1653)に隠 ...
花の生涯の村山たか女ゆかりの「金福寺」
京都駅から5系統のバスにのり「一乗寺下り松町」で降り、東に5分ほど歩くと「金福寺」がある。金福寺は、松尾芭蕉ゆかりの「芭蕉庵」があり、庵のまわりには石碑や句碑が多くあり、また与謝蕪村の墓もあることから、京都でも有名な俳跡として名高い寺院である。また幕末の ...
日本最古のランプ小屋がある「稲荷駅」
JR奈良線で京都駅を出ると次は「東福寺」で、「稲荷」の駅はその次である。偶然というか、この二つの駅はいずれも京阪電車と駅を接しているのである。JRの「稲荷」駅と京阪電車の「伏見稲荷」駅は伏見稲荷大社の最寄り駅で、JRの「稲荷」駅で降りると、本町通りに面し ...