宿木の古蹟から車の行き交う県道を西に歩き、平等院の南門を過ぎ少し歩くと、あがた通に面した所に「県神社」がみえてくる。
駒札には、
『県神社の県とは、大和政権が西日本の要地に設けた地域の組織で、特に畿内にあった県は政治と祭祀に重要な役割を占めていたと云われており、当時の宇治が属したといわれる栗隈県(くりくまあがた)に社名の起源をもとめることができます。
祭神は木花開耶媛(このはなさくやひめ)といわれ、永承7年(1052)に藤原頼道が平等院を建立した時に、その鎮守としたとも伝えられています。
毎年6月5日から6日の未明にかけて行われる県(あがた)まつりは、暗夜の奇祭といわれ多くの人出でにぎわっています。』
出典:【県神社の駒札】より
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