あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
京都御苑巡りを続けます。

黒木の梅から道を挟んで西側に、堺町休憩所があるはずなのに、それを
見つけることが出来ずにいる。

01堺町休息所min
それがある辺りに行くと宗像神社まで行ってしまうし、そこから左回りに
元に戻っても、それらしき建物はない。
木々の先にはトイレの建物があるばかりで、灯りも見えない。とりあえず
そのあたりの写真を何枚か撮ったのだが、その中の一枚に、「堺町休憩所」
と書かれた写真があった。
なんとトイレだと思っていた建物が(勿論トイレも併設されているのだが)
堺町休憩所だったのである。
実は「堺町休憩所」が見つけにくいのは、6月中旬頃から秋にかけて、この
近くの巨木でフクロウの仲間であるアオバズクが子育てをする為に、巨木の
幹の空洞に巣を作り、雌が卵を温める。その間、雄は近くの枝でまわりの外
敵を警戒している。
子育て中の親鳥は神経質で、カメラのストロボや人の姿にも敏感になるのだ
という。
堺町休憩所は、これに配慮し、庇は深く、鋭く張り出している。この形は、
夜間の照明が外に漏れないようにして、アオバズクの子育てに影響しないよ
うにと、自然環境に配慮したのだという。
という訳で、灯りが外に洩れにくく、見つけにくかったのである。