東山の大和大路通四条下るにあるのが「禅居庵」で、

市バスでは「東山安井」「清水道」で降り徒歩7分、京阪電車では「祇園四条」から徒歩7分、阪急電車の「河原町」からも徒歩10分の所にある。

建仁寺の境内からもここに行くことが出来るのだが、禅居庵は非公開の寺院である。



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禅居庵は臨済宗建仁寺派の塔頭で、建仁寺第23住持の大鑑清拙正澄禅師(だいかんせいせつしょうちょう:1274~1339)によって開山される。

禅師は、中国福建省福州に生まれ、月潭紹円禅師に就いて出家後、浄慈寺、霊隠寺、育王寺などを辺参され破庵派の愚極智慧禅師の法を継承する。

日本からも多くの僧が禅の真髄を求めて中国に渡っており、

嘉暦元年(1326)禅師の名声を聞いた海東の壇信の日本への招請に応じて、来朝をする。

北条高時に迎えられて鎌倉へ下り、建長寺、浄智寺、円覚寺に住山し、建長寺山内に禅居庵を構えて退隠をする。

元弘3年(1333)に後醍醐天皇の招聘により、京都建仁寺に第23代住持として迎えられ、3年を経て南禅寺に住する。

後に、南禅寺住持を辞し建仁寺の禅居庵に退隠するが、暦応2年(1339)正月17日、66歳で遷化する。

禅居庵鎮守堂に安置される「摩利支天尊像」は、禅師が来朝の際に請来したものだという。