二の鳥居をくぐり、ほぼ正面にあるのが「細殿」である。その前に円錐の形をした二つの砂がある。 |
これを「立砂」と云う。 立砂は、また盛砂とも呼ばれ「たつ」は神様のご出現に由来した言葉で、 |
神代の昔、上賀茂神社の御祭神「賀茂別雷神」が降臨された神山(こうやま)を形どったものと云われる。 |
![]() |
神山は、上賀茂神社本殿の北2Kmにある、円錐形をした美しい山である。 |
このように神が降りるような神聖な場所を神籬(ひもろぎ)といい、神山はまさにその場所なのである。 |
時が下り、鬼門や裏鬼門 |
(鬼門とは、鬼が出入する門で、万事に忌み嫌われる艮(うしとら)の方角で東北をさす) |
(裏鬼門とは、鬼門の反対で、未申(ひつじさる)の方角で西南にあたる) |
に砂を撒き清めるのは、この立砂が起源と云われている。 |
また門口などに置かれる清めの塩も又、この立砂に由来しているのである。 |
上賀茂神社だけでなく、他の神社でも時々見かけることがあるので、目につくことがあるかもしれない。 |
![]() |
立砂は左右対称で子供の背丈ほどの高さがあり、神山のように円錐形をした盛砂である。 |
その頂に松の葉が立てられているが、向かって左が3葉、右が2葉となっている。 |
3と2は陰陽道による吉凶の数字で、神の出現を願うものだという。 |
コメント
コメント一覧 (1)
砂を円錐状に盛った「立砂」に、数の言葉ヒフミヨ(1234)の自然数を大和言葉の【ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や・こ・と】の平面(2次元)からの送りモノとして眺めると、 「縄文人の知られざる数学」大谷幸市著 などから、[円錐体]に数の言葉の始原の記事を見つける。
『ヒフミヨ ヒンメリ』のコアが創る相似形の『カタラン直角三角形』の回転体の『円錐体』(√8π/3)にある。
このニ等辺三角形を等辺(3)底辺(2)としてグルッと一周する円錐体は、√8π/3 で、この風景こそ自然数の進む姿だ。
この三角形の『半分こ』の『カタラン直角三角形』(√8 1 3)が、1・2・3・4次元を纏めている。
1 は、π で水平な平面を創生し、
(驚異の定理)
3 は、線(1次元) 面(2次元)を縁起(関係)付け
(『ヒフミヨ ヒンメリ』)
√8 は、水平面と垂直面を縁起(関係)付け
( i⁴=1 4次元の1 )
と 数の言葉ヒフミヨ(1234)を宇宙へ羽ば立たせタイ・・・
youhobito
が
しました