木嶋坐天照御魂神社(このしまにいます あまてらす みたまのかみのやしろ)通称「蚕ノ社」にある、元糺の池の中に建てられた三つの鳥居が、三角形の形を表している珍しい鳥居である。 |
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三つ鳥居がそれぞれ正面を向くという珍しいところから、京都三大鳥居の一つとされている。 |
京都三大鳥居ついては、 |
『京の三珍鳥居とは』 |
を参照ください。 |
三柱鳥居は日本でも蚕の社だけであり、三つの鳥居の中心には神座があり、常に清らかな水が湧いていたという。 |
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土用の丑の日に、この池に足を浸けて無病息災を祈る行事が行われていたのだが、近隣の宅地開発により、この10年の間に、 |
池の水が枯渇してしまい、足付の神事も出来ず、三柱鳥居もその姿は変らないのだが、何故か違和感を覚えるのである。 |
足浸け神事は、下鴨神社の御手洗神事に通じる行事であり、挑戦半島から渡来した秦氏と日本古来の賀茂氏との深い繋がりが伺えられるのである。 |
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