| 一条通から九条通まで「都に潜む謎」を訪ねたが、今回からは「洛外に潜む謎」を巡ってみよう。 |
| まずは京の東、信仰と葬送の地であった「東山界隈」を訪ねよう。 |
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| 東山は、京の東に連なる山を総称する呼び名なのだが、今は東山と言えば、その山麓の地を表わす呼び名として定着をしている。 |
| 東山は、北は比叡山から南は稲荷山までなのだが、五山の送り火で知られる如意ケ嶽(大文字山)からをいうのが一般的である。 |
| トーキー以前の無声映画で弁士が、斬り合いが始まる場面で |
| 「東山三十六峰静かに眠る丑三つ時、突如響く剣劇の音・・・」と語るのだが、 |
| 東山三十六峰とは、如意ケ嶽や吉田山・華頂山・阿弥陀ケ峰・稲荷山など個々の峰が三十六峰あるということではなく、 |
| 夫々の山が連なって三十六ほど多くの峰があるように見えるということで、江戸時代にそう呼ばれるようになったと言う。 |
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| もともと東山の地は葬送の地であり、それらを供養するために多くの神社・寺院が建立され、 |
| 清水寺や伏見稲荷神社などのように、平安京以前からあった寺社もある。 |
| それらの寺社が現在では東山の寛弘名所として、多くの観光客が訪れるようになるのだが、もともとは野辺の送りをする地だったのである。 |
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