三条通は平安京の三条大路にあたり、東は山科区四宮から、西は右京区嵐山の渡月橋に至る15Kmの通りである。



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天正18年(1590)豊臣秀吉が鴨川に三条大橋を架けるのだが、ここが東海道五十三次の西の起点となり、

東国からの旅人は三条大橋を渡り洛中へと入って行き、多くの人が行き交う活気ある通りとなった。

しかしそんな賑いの中、幕末には数多くの血生臭い事件が起こった通りでもある。

このことは・・・

『三条小橋から御池橋に「幕末の息吹」』

に詳しい。



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また寺町三条から西に続く三条通には、明治から大正・昭和初期にかけて建てられた近代建築が残り、モダニズムの雰囲気を漂わせる通りとなっている。

このことは・・・

『モダニズムの町「三条通」』

に詳しい。



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更に西に歩くと堀川三条から西に、日本一長いアーケードを持つ「三条通商店街」がある。野口みづきさんが雨の日にこの通りを走り練習をしたという。