阪急京都線の「西院」の駅から四条通を北に260m、5分ほど歩いた所に、嵐電の「西院」の駅があったのだが、 |
平成29年(2017)3月に、西改札口しかなかったものを、北改札口で嵐電の四条大宮行きに、 |
南改札口で嵐山・帷子ノ辻行に接続可能なように改良をされている。 |
「四条大宮」を出ると次は「西院」である。 |
かってこの間に「壬生」という駅が存在したのだが、乗降客が少なくなり廃駅となってしまった。 |
西院の駅である。この駅名は「さい」と読む。相対式の2面2線の地上駅のホームであり、この駅では、阪急西院の駅と接続する。 |
嵐電の駅名解説によれば、 |
『平安京の頃、駅から西へ200mの所に佐比大路(現在の佐井通り)があり、 |
この佐比大路と四条大路(現在の四条通り)の交差点を北へ100m行ったところに淳和(じゅんな)天皇の離宮「淳和院」があった。 |
この離宮が皇居の西の方角に当たることから、別名西院(さいいん)と呼ばれ、付近一帯の地名になった。 |
やがてそれが佐比大路に当たることから「さい」とも呼ばれるようになった。 |
また、平安京初期、この辺りは風葬の地と定められ、当時、ここに川が流れており、広い河原となり、人々は西院(さい)の河原と呼んでいた。 |
それが、地蔵和讃(じぞうわさん)の賽の河原として、信仰を集めた。』 |
出典:【嵐電観光マップ 西院のHP】より |
西院の駅を出ると、すぐ右側に見えるのが、嵐電の車庫である。 |
電車の中からだと一瞬にして通り過ぎてしまうのだが、たまたま井筒の生八ツ橋の夕子をラッピングした、モボ631形か? |
(632・633形との違いや旧ラッピング電車のモボ101形との違いも良く分からないのだが)が止まっていた。 |
時々本線上を走っているのだが、今回は、それを見ることは出来なかった。 |
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