納所(のうそ)の交差点から千本通を北に、五番ノ橋を渡ると「妙教寺」ある。



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妙教寺は法華宗真門流の寺院で、宝泉院日孝を開山とし、大坂の法華又左衛門貞清が開創した寺である。

淀城主の松平定綱が寺域を寄進したのだが、鳥羽伏見の戦いで被災をするが、幸いに焼けることはなかったが、本堂に大砲が撃ち込まれた跡が残っているのだが、非公開で見ることは出来ない。



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妙教寺には、小満・小女郎という夫婦の狐が住んでいたのだが、寺の金を持ち出し綿を買ったことが、住職の知れ寺を追い出される。

小満と小女郎は鳥羽街道を京に上るが、千本御池の辺りで行き倒れてしまった所を、貧しい老夫婦に助けられる。

そのお返しに煎餅づくりを教えると、煎餅が美味しいと評判を呼び、老夫婦はたちまち長者となるのである。

その後、小満と小女郎は妙教寺住職の夢枕に立ち、罪を侘び寺を守ることを約束するのである。

妙教寺の妙見堂の前に、小満・小女郎の碩が建っている。