御影堂が平成の大修理を行っていたことから御影堂の拝観が出来ず、普段はそこまでは行かない円光大師(法然上人)の御廟に参ることにした。

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御影堂の横を通り「円光大師本廟路」の石碑が建つ石段を・・・

最近は石段を登るのにつらいものがあり、手摺のある石段は有難いのだが、石段の景色が一変し無粋な景観になるようで、一長一短である。

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「南無阿弥陀仏」と刻まれた石碑の建つ門をくぐると、さらに石段があり高みへと登ってゆく。

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その石段を登りつめると、円光大師(法然上人)の遺骨を安置する廟堂がある。

法然の亡き後、門弟たちのより建てられたもので、知恩院では最も高い所に位置している。

駒札によれば、

『法然上人の御遺骨をお祀りする霊廟。

現在の御廟堂は慶長18年(1613)常陸国 土浦城主 松平伊豆守信一公の寄進により再建されたもので、正面に玉垣をめぐらした唐門を構える。

廟堂の周囲には「雲に龍」「桐に鳳凰」「梅に鶯」「雲に麒麟」「松に鶴」「桜に鳥」「牡丹に鳳凰」など、桃山様式の華麗な彫刻が施されている。

さらに宝永7年(1710)参拝のための拝殿が建て添えられた。知恩院で最も重要な根本聖地である。』

                    参照:【御廟の駒札】より