四条大橋の上から鴨川の河原を眺めてみると・・・

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鴨川の岸辺にすわるアベック

(アベックという言い方をすると古いと言われる。古いと言われるのはまだましで、それはどういう意味と聞かれると辛いものがある。

自分の世代ではアベックといえば、男と女の二人連れ。

その根源はフランス語のavecで、英語ではwith(~とともに)となるのだが、

日本で言うavecの意味するところは少し違い、和製フランス語となる。)

今では、「アベック」と言わずに「カップル」というらしい・・・

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そのカップルが、何組も鴨川の岸辺に座り込んでいる。カップルとカップルの間隔はほぼ等間隔になっている。

途中、間が詰まっているのは少しお歳を召したアベック(カップルではなくアベック)であり、カップルはほぼ等間隔に坐るようである。

何故かは知らないが、そんな鉄則があるようである。自分も時々ここで昼ご飯を食べる機会を設けるのだが、

出来るだけその雰囲気を壊さないように、邪魔にならないように、ビールとおむすびを食べている。

何時の頃からこのように等間隔に坐るようになったのか、よく分からないのだが、鴨川の不思議の一つではある。