相国寺のなかに美術館がある。その名を「承天閣美術館(じょうてんかくびじゅつかん)」という。 |
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相国寺が創建されてから600年の記念行事の一環として、昭和59年(1984)に開館して美術館である。 |
相国寺の塔頭である、鹿苑寺(金閣)や慈照寺(銀閣)が所有する文化財を収蔵・展示をする。 |
承天閣の名は、相国寺の「相国承天禅寺」にちなみ、国宝や重要文化財を有するが、それらは相国寺やその塔頭寺院の所蔵になるのである。 |
所蔵品には、中国からの仏画・禅画、無学祖元といった、書や肖像画などのほか、長谷川等伯や円山応挙、狩野探幽などの作品が数多くあり、 |
また、相国寺にゆかりの、伊藤若冲の「葡萄小禽図」「月夜芭蕉図」は常設展示をされている。 |
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