乾向地蔵尊の前にあるのが、宮本株式会社。

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名前だけでは何の会社なのか分からないのだが、この会社は京の伝統工芸である、房と紐を造っている会社なのである。

平安の昔より、貴族の装束や戦国武将の武具甲冑などの装飾品として用いられてきたもので、

決して主役ではないのだが、これが無ければ主役が引きたたないという、名脇役のようなものである。

創業は、明治30年であり、京の房と紐の伝統を守り続けているのである。