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宇治には今まで何度か降り立った。京阪電車の宇治線か、JR奈良線かということになるのだが、その殆んどでJRを利用している。京都駅から快速で20分の旅である。

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今回、宇治に降りたのは「森、祝、宇文字、川下、奥の山、朝日に続く琵琶とこそ知れ」と和歌にも詠まれ、

宇治茶の発展をもたらした七茗園の伝統が受継がれている、宇治茶の里を歩いてみようと思ったからである。

現存するのは、奥の山園のみであり、それ以外の茶園は都市化の波とともに姿を消してしまうのである。

JR宇治駅の周辺には、森、祝、宇文字、川下の茶園が点在していたが、今はその影を見ることすら出来ないのである。