北白川廃寺跡がよく分からないまま、白川通に出、上終町京都造形大学前のバス停から東に入った所にあるのが「禅法寺」である。

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北白川には白鳳の頃に壮大な寺院があったというが、その詳細は分かっていない。

平安期に伝教大師が比叡山延暦寺を開き、その高弟慈覚大師が、この禅法寺を建てたという。

鎌倉時代には法然上人が、ここを専修念仏道場にしたという。その後時を経て、今この寺には、将軍地蔵と美目善地蔵とがひっそりと安置されている。
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