日本バプテスト病院道を、病院の方に歩く。病院の駐車場を抜けると、瓜生山へと続く山道となる。

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道は二手に分かれ、小川の流れる右の道は、途中で行き止まりとなるので、瓜生山へは左に道を取る。

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その途中にあるのが、地龍大明神。その駒札によれば、

『山の主神として龍神が祭祀されています。

太古湖底であった山城盆地最初の先住者が近在に集団生活を営んでこの山に親しみ後に祠を建て山の主神に平穏無事を祈りました。

其の後に神道仏教が盛んに行われて社寺が多く建立され、この山に兵火が及んだりして混乱の世が長く続き、いつしか祠は跡かたも無く山は荒廃しました。

昭和4年御信託を得て此の社が創建され森厳静寂な太古の如き神苑が復元されたのです。

徳川時代禅の究明に悩まされた青年白隠(1685~1768)が此の山中で神助を得修練よく勉められ禅師となられました。

白隠著「夜船閑話」記載春5月3日秋11月3日が祭日と定まりました。』

                   出典:【瓜生山 地龍大明神由緒の駒札】より