北白川は南は、銀閣寺や白沙村荘のある浄土寺に、北は、詩仙堂や円光寺のある一乗寺に接し、東に滋賀県大津市に隣接する県境でもある。

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北白川と聞いて思い浮かぶのが「白川女」と「白川石(花崗岩)」である。

白川女とは、北白川の里から絣の着物に紅だすき、白い脚絆に白手ぬぐいを姉さんかぶりをし、

頭上に切り花を入れた箕(みい)を載せ、京の町に花売りの行商に出る女性達のことで、

戦後まもなくは200人ほどいたというが、今では数人を数えるのみという。

白川女の伝統を保存しようと、白川女風俗保存会が出来、昭和41年(1966)から毎年、時代祭に「白川女献花列」として参加をし都大路を進んでいる。

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京都駅から5系統のバスに乗り、北白川校前で降り、志賀越道を東へと向かう。

この道は京七口の一つ、荒神口を起点とし志賀山を越え、近江坂本に至る道である。

中世には、京と近江を結ぶ重要な道であり、織田信長もこの道を利用したというが、

三条大橋を起点とする東海道が整備されると、北白川を通る志賀越道は段々と寂れてしまうのである。