| 二条通も烏丸通に近付くにつれ、その東西に漢方薬を扱う店が多くなる。 |
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| 烏丸二条の東側に「二條わやくや」という看板が掛る店がある。「わやくや」という文字だけをみると、何を商っている店なのか分からない。 |
| この答えは通りの名を唄ったわらべ歌にあり、よく知られているのが「丸竹夷」で、 |
| 『丸(まる)竹(たけ)夷(えびす)二(に)押(おし)御池(おいけ)、姉(あね)三(さん)六角(ろっかく)蛸(たこ)錦(にしき)・・・』なのだが、 |
| もう一つの「坊さん頭」で始まる |
| 『坊さん頭は丸太町(まるたまち)/つるっとすべって竹屋町(たけやまち)/水の流れは夷川(えべすがわ) |
| 二条(にじょう)で買うた生薬を/ただでやるのは押小路(おしこうじ)/御池(おいけ)で出逢うた姉三(あねさん)に |
| 六銭もろうて蛸(たこ)買うて/錦(にしき)で落として四(し)かられて |
| 綾(あや)まったけど/仏(ぶつ)仏と/高(たか)がしれてる松(ま)どしたろ』のなかで、 |
| 「二条で買うた生薬(きぐすり)を、ただでやるのは押小路」と唄われるように、 |
| 300年も前、江戸時代に二条烏丸東の伊勢屋と烏丸西の木瓜屋の2軒が、幕府公認の問屋となり、今も二条通の高倉から新町にかけては、生薬(きぐすり:和漢の生薬のこと)を扱う店が多く並ぶのである。 |
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