1月の半ば寒さも少し緩む日があり、久し振りに出かけることにした。特に何処へ行こうかというあてもなかったが、

東山丸太町のバス停「熊野神社前」で降り、聖護院の辺りをぶらりと歩き、岡崎道から堀川丸太町で乗り換えて堀川五条で降り、ここから京都駅までを歩くことにした。

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「熊野神社前」に行くには、206系統のバスに乗るのだが、このバスは京都駅から北大路BTまでを走る循環バスで、左回りと右回りがあり乗り場も違う。

自分的には何のためらいもなく、A3乗り場から206系統に乗ろうとしたが、もう一歩のところで乗り遅れてしまった。

バスを待つ間に何の気なしに路線図を見ると、そこに「熊野神社前」の停留所がないのである。

何故ないのだろうか、乗り場が違うのかとも思いA1・A2の乗り場の路線図を見たが、やはり「熊野神社前」の名はないのである。

実はこの時点では、206系統の乗り場がもう一つあるということが、全く記憶の外で、まだA3の乗り場から乗るものだと思っていた。

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いつもは貰ってもカバンに仕舞ったままの『バスなび』を取り出して「熊野神社前」を探すと、

なんとA3から出る左回りの206系統ではなく、D2乗り場から出る右回りの206系統に乗らなければならないことが分かった。

D1・D2乗り場は東大路通を、三十三間堂や清水寺・祇園・知恩院へと向う、何時もは大勢の人が並ぶ路線で、この界隈に行く時は自分はまずこの乗り場からは乗らないのである。

そんな訳で、今回も、この乗り場は全く頭になくて、206系統はA3から乗るものだと思い込んでいたのである。

幸いにも冬の京都は一番観光客の少ない時期で、久振りに東大路通を走るバスに乗り、「熊野神社前」でバスを降りた。

バスを降りると『熊野神社』はすぐである。