紙屋川に沿ってさらに下流へと歩くと、着物メーカの「しょうざん」が開いた複合施設「しょうざん光悦芸術村」がある。

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しょうざん光悦芸術村は、しょうざんリゾート京都として、和・中のレストラン、チャペル、プール、ボウリング場・・・や、

京友禅の手書きと摺染の見学、染織ギャラリーなどが、11万㎡(3万5千坪)の広大な敷地に設けられている。

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その広大な地の一角に日本庭園があり、北山杉や秋にはカエデ、春には桜が見所で、苔が地を覆いつくす姿は、日本の原風景をみることが出来る。

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「しょうざん」の建設は昭和26年にさかのぼり、西陣で「ウールお召」で一財をなした松山政雄氏が

「美しい着物を造るには、美しい環境で」との思いから、この地に鷹峯三山を借景として、庭園や日本建築を移し公開したのが始まりである。

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しょうざん光悦芸術村には、紙屋川沿いの道からだと西門から入ることになる。

先にも述べたように、光悦寺や原光庵からは紙屋川沿いの道は随分低い土地となっている。

バスに乗るには再び上の道路まで戻る必要があり、この「しょうざん光悦芸術村」の中を東門に向って登って行く。