正伝寺でひとときの安らぎを得て、山門を出る。今来た道を引き返そうかとも思ったのだが、山門を出てすぐ右に道を取った。2分ほど歩くと、山の手に大きな白い石像が見えた。 |
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そこは「法雲寺」という名の寺で、動物愛護にちなみ、ペットの法要祭が毎年4月に営まれている。 |
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法雲寺は安土桃山時代に豊臣秀吉に請願建立された。本堂には弥陀三尊の立像をまつる。地蔵堂には洛陽地蔵菩薩四十八体の内、二十九番西院の河原地蔵を安置している。 |
出典:【法雲寺の駒札】より |
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途中、山手に白くみえた石像は、十一面観音菩薩であり、観音菩薩の立像としては日本一の高さを誇るようである。 |
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また本堂正面から見渡すと、比叡の山並を一望することが出来、比叡山そのものを借景とした壮観な風景を楽しむことが出来るのである。 |
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