暑い夏も過ぎようとしているが、まだまだ残暑厳しいなか、久し振りに京の町を歩こうと、いや今回は半分、電車に頼って歩こうと、嵐電の一日乗車券を使い、その沿線を歩いてみることにした。

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「嵐電一日フリきっぷ」というのが正式名称で、500円で嵐電に嵐山線と北野線が一日乗り放題となる。

運賃は200円均一なので、3回乗れば元が取れる。また沿線の寺社や施設の拝観料の割引や粗品の進呈などの特典が受けられる。

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嵐電に乗るために、京都駅から「206」の循環バスに乗り、四条大宮で降りる。

四条大宮は、四条通と大宮通の交差する所であり、平安京の大宮大路が通りの名の由来といわれ、平安京の昔より都大路の主要道路だったようである。

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嵐電は京福電鉄という会社で、京都と福井とで運行している会社なのだが、四条大宮を発し嵐山までを運行するので、

地元では昔から嵐電と呼ばれていたのだが、その名が何時からか使われるようになり、「嵐電四条大宮」となった。

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一日乗車券を買って改札を通ると、調度、嵐山行きの電車が出るところで、それには乗ることが出来なかったが、10分待つと電車がカーブをまがりホームにすべり込んできた。

ここから折り返し嵐山行きとなるのだが、嵐電は10分間隔で運行されており、駅を降りると、次の電車は10分後となるので分かりやすいのだが、なかなか上手く乗り継ぐことが出来なかった。

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四条大宮の周辺には、阪急大宮駅や新選組に所縁のものが残っている。

ここは阪急大宮の駅で、嵐電四条大宮駅とは交差点を挟み向い側となる。

昭和38年(1963)まで、阪急京都線の終着駅だったのだが、今は、河原町まで延長され、平日の朝晩に通勤特急が停まるのみの駅となってしまった。