世界遺産の醍醐寺の北側にあるのが「朱雀天皇醍醐陵」。醍醐寺を北側に花見の客が殆どいない方に出る。

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仁王門の賑わいとはうって変わった様に、人通りがない醍醐寺の北側だが、ここにも満開の桜が咲いていた。

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醍醐寺を北に出て、民家と民家の間にある参道を奥へと歩いて行くと「朱雀天皇醍醐陵」がある。

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朱雀天皇は第61代の天皇で、在位は延長8年(930)から天慶9年(946)である。

8才で即位するが、承平5年(935)に平将門が関東で乱を起こし、翌年には藤原純友が瀬戸内で乱を起こす。

何れもが平定されるのだが、富士山の噴火などの天変地異が続き、早々とその座を譲ってしまうのである。

後に出家をし、仁和寺に入るが、30才という若さで崩御する。