奥渓家住宅から天神道を北に少し歩いたところにあるのが「選沸寺」



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ここも非公開の寺院で、正面の門も通用門も閉ざされていて、内に入ることは出来ない。



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臨済宗建長寺派の寺で、宝暦年間(1761)に洛西の念仏寺を譲り受けて仏日が改宗し、ここに移り選沸寺としたのが開基である。

寺には、中国元時代の禅僧・中峰明本の頂相画である、「絹本著色中峰和尚像」の重要文化財があるのだが、現在は京都国立博物館に収蔵されている。