白川北通(なすありの径)を過ぎると東大路通となるが、白川もこの通りの下を流れて行く。そこに架かるのが「菊屋橋」である。



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なすありの径を東に出ると東大路通の京都市バス「知恩院前」の停留所がある。この停留所の下を、白川は東から西にと流れて行く。



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東大路通は、京の町を南北に通る道で、大路と名の付く通りは、他に「北大路通」「西大路通」「葛野大路通」などがあるが、

その何れの大路も平安京には存在してなく、どの大路も明治以降になってから拡張された通りである。



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南の九条通から北の北山通まで明治になって作られた道路で、京都市電の東山線が敷設され、京都駅から東山七条で東山通に入り、清水五条、祇園、知恩院と東山の麓を北に走っていた。

今は、その後を、京都市バスが走っている。



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この通りは「東大路通」というのだが、市バスの停留所の名前には、旧「東山通」に因み「東山○○」という名が付けられている。

因みに「知恩院前」の次は「東山三条」である。



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菊屋橋から白川は流れを緩やかに曲げて、知恩院の旧参道へと向っている。