五番町には「千本中立売」から歩き始めたのだが、『出水の七不思議』には「千本出水」から、出水通を西に入る。



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「千本出水」でバスを降り、少し南に下がった出水通を西(写真では上側の信号を右に)に入り、まずは華光寺を訪ねる。



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華光寺は、天正11年(1587)の開山になる古刹であり、本尊横に祀られている「毘沙門天像」は、

開運・厄除けとして信仰されており、蓮金山華光寺というよりも『出水の毘沙門さま』という通称で呼ばれることの方が多い。



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クリックで大きくなります またこの寺には出水の七不思議のうち、二つのものがあった。その一つが「時雨の松」と云い、雨が降っていなくても待つの枝から雫がたれており、晴れていても時雨の趣をもった松だったという。

そしてもう一つは「五色の椿」で、花咲く季節には五色の花を咲かせるという椿だった。

だがこの二つの銘木とも、今は立ち枯れてしまい、その姿を見ることは出来ないのだが、そのDNAを持った松と椿が境内に植えられている。