出水の毘沙門さんから、さらに南に下がり、下立売通七本松東入るにあるのが「妻取地蔵」と呼ばれる、祐正寺。



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祐正寺は、浄土宗大本山百万遍知恩寺の末寺で、慶長7年(1602)に、円誉雲白上人によって創建される。

その後、寛文13年(1673)に霊元法皇の勅願により、地蔵堂が建てられるが、ここに祀られた地蔵を「妻取地蔵」と呼び、縁結びにご利益があるという。



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このお地蔵さんは、色白の肌に赤い衣を纏い緑の袈裟を懸けた、美しい姿のお地蔵さまで、

男性が、このお地蔵さんに願いをすると、たちまちに良縁に恵まれ良妻を娶ることが出来るという、

霊験あらたかな地蔵さんであり、そのことから「妻取地蔵」と呼ばれ、庶民の信仰を集めているのである。