鈴虫寺から南に西芳寺川に架かる、華厳寺橋を渡り、京都バスの「苔寺バス停」の前にあるのが、何とも怪しげな雰囲気を持つ建物があり『赫耶姫竹御殿』とある。



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松尾山の山麓は古来、名竹の産地として知られていて、ここに来る途中にも竹林が残っている。

そんなところから、日本最古の物語である「竹取物語」の舞台としても知られている所である。



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鈴虫寺から10分ほど歩くと三叉路に出、右の角にこの建物がある。『赫耶姫竹御殿』と書いたが、かぐや姫竹御殿と言い、金閣寺を模した竹の茶室がある。



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ここは竹細工の名人と云われた、長野清助が二十七年の歳月をかけて作ったものであり、金閣寺に思い入れのあった長野翁が、金閣寺の焼失を目の当りにして、渾身を込めて竹で作った金閣寺なのである。

この地が発祥とされる、かぐや姫伝説とあわせ、そこに「かぐや姫」を安置したのである。

道楽といえば道楽で、今は親族が管理をし一般公開されていて、願い事を書いた折り紙で鶴を折り、竹御殿のかぐや姫に捧げると願いが叶うといい、若い女の子達が好きな人の名を書いて折鶴を折り、願いを聞いてもらっているという。