また月読神社には「解穢の水」と呼ばれる名水がある。



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解穢と書いて(かいわい)と読むようである。

穢は(けがれ)を意味するものであり、解穢とは、穢れを解かすということから、この水は世俗の垢を流し、自己の内にある穢れを除いてくれるのだと云う。

松尾の山からここまで流れきて、その昔はこの水も飲めたようであるが、今は飲用には適さないとある。

自分も世俗の垢を落とそうと、この「解穢の水」で手を清め、少しでも心が清められたような気がして、月読神社を後にしたのである。