本殿の横には、樹齢350年と云われる松の古木がある。



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松の古木があると云ったが、あったと云った方がいい。

実は、この松は既に天寿を全うしており、その形から「相生の松」と呼ばれ、夫婦和合・恋愛成就の願いを聞いてくれるとして、庶民の信仰を集めている。



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相生の松の駒札によると、

『この古木はもと、雌雄根を同じくし、相生の松として350年の樹齢を保ち、去る昭和31・32年の両年それぞれ天寿を全うした。世に比類なき名松の大株である。

昭和47年4月某氏、天声によって神意を得、大〆縄を幹に巻き覆屋を設けてこれを保存せらるるに至った。

爾来人々は霊徳にあやからんものと、本霊松を夫婦和合・恋愛成就の象徴として厚く信仰し今日に及んでいる。』

                              出典:【相生の松の駒札】より