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矢田寺から御池までの寺町通にも、京都ならではの老舗が続く。




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矢田寺の向いにあるのが古書店「其中堂」、店頭の1階上部に格子上の装飾に、瓦葺の庇を付け、その上に寺院を思わせる高欄が取り付けられている。

仏教書なら何でも揃っている書林「其中堂」である。




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其中堂の少し北にあるのが、洋菓子の「桂月堂」、明治初期の創業で、木製の看板は富田鉄斎の筆になるという。

下部にフランス語が併記されていて、明治期のハイカラを彷彿とさせる。




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その桂月堂から北、姉小路通の角にあるのが、和文具・香を扱う「鳩居堂」、寛文3年(1663)創業の京でも一二をあらそう老舗である。

店名は、儒学者、室鳩巣にちなんで付けられたといい、知識人とも深い関わりがあった店である。




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そして寺町御池の角にあるのが、和菓子の「亀屋良永」、ここも創業は天保3年(1832)という老舗えある。

寺町に面した方に掛かる看板は、武者小路実篤の筆になり、




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御池通にある看板は、篆刻家、山田正平の製作になるものである。




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姉小路通を西に、麩屋町姉小路東入ルにあるのが、蕎麦ぼうる(蕎麦ぼーろのことで、河道屋ではこう呼んでいる)で有名な「河道屋」がある。

創業は享保8年(1723)というから300年この地で商いを続けているのである。