| 妙心寺の塔頭を廻り南総門から出て、さてこのままJR花園から電車に乗ろうかと思ったのだが、まだ日が暮れるには早かったので、JR円町の駅まで妙心寺道を東に歩いてみることとした。 |
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| 妙心寺から東に4分ほど歩くと、右側のラーメン屋さんの角に「義経かどで地蔵尊」と刻まれた小さな石碑が建っている。その石碑のある路地奥に「願王寺」という小さな祠があり、地蔵菩薩が祀られている。 |
| 願王寺の駒札によると |
| 『この辺り一帯は木辻と呼ばれ、平安京の木辻大路に由来する地名のところです。 |
| 「木辻(きつじ)」の音が「吉次」に通じて、金売り吉次の別宅がこの地にあったと言われ、牛若丸(源義経の幼名)が身を寄せたと云われます。 |
| 当寺の略縁起には、吉次が自分の守り本尊であった地蔵菩薩に宿願を成就させ給わんことを祈られるよう牛若丸にすすめ、 |
| 牛若丸は奥州への旅立ちに際して、その長途の安全を守り給い宿願を叶えさせ給えと祈り、宿願成就の暁にこの地に一寺を建立せんことを誓ったと言われています。 |
| 当寺のご本尊はその地蔵菩薩であると伝えられ源家の天下が将来されたところから、旅の平安を守り給い、宿願を叶えさせ給う地蔵菩薩として今も崇められています。』 |
| 出典:【願王寺の駒札】より |
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| 「義経かどで地蔵尊」のある願王寺から数十m東に行くと、左側の民家の前に「牛若丸首途の井」と刻まれた石碑が建っている。 |
| この辺りも吉次の別邸の跡であり、牛若丸が奥州への旅立ちに際して、その姿をこの井戸に写したとも、また井戸の水を飲んで首途の盃としたともいわれている。 |
| その井戸は門を入った左側にあったと云い、残念ながら井戸の水は枯れてしまい、その跡に松の木が植えられている。 |
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