妙心寺は、勅旨門より北へ三門・仏殿・法堂・寝堂・大方丈が一直線に並び、
その東側に浴室・浴室鐘楼・経蔵が配置されている。
勅使門

慶長15年(1610)の建立で、切妻造、桧皮葺の四脚門である。
平時は閉まっているが、妙心寺住持の入山・晋山の時に、新住職はこの門より入る。
平時は閉まっているが、妙心寺住持の入山・晋山の時に、新住職はこの門より入る。
放生池

放生池越しに三門がみえる。
三門

慶長4年(1599)の建立で、五間三戸、朱塗の楼門。入母屋造、本瓦葺の唐様建築である。
楼上には、観世音菩薩、や十六羅漢などが安置されており、天井や柱には
狩野権左衛門筆の飛天や鳳凰、龍の図が画かれている。
三門は、毎年6月18日の山門懺法の日に特別開扉されている。
三門は、毎年6月18日の山門懺法の日に特別開扉されている。
仏殿

重層、入母屋造の唐様建築で、釈迦如来を本尊とし、正面には「祈祷」と書かれた
扁額が掲げられている。
法堂

狩野探幽筆の八方にらみの龍の墨絵があり、堂内どこから見ても龍の目に
いすくめられる。
この八方にらみの雲龍図は、平成19年(2007)のJR東海のCM
この八方にらみの雲龍図は、平成19年(2007)のJR東海のCM
「そうだ京都、行こう」で紹介されている。
大方丈

狩野探幽・狩野益信の筆と云われる。
仏事行事を勤める際の和尚さんの控えの間、食事の場となる場所である。
11月には曝涼展という妙心寺の国宝、重要文化財の書画等の虫干しが行なわれ、
仏事行事を勤める際の和尚さんの控えの間、食事の場となる場所である。
11月には曝涼展という妙心寺の国宝、重要文化財の書画等の虫干しが行なわれ、
一般に公開されている。
小方丈

これに因んだ麒麟が南縁西の板戸に画かれている。
庫裏

妙心寺の台所として、土間と大庫裡と小庫裡に分かれ、一度に何百人もの食事を
調理、配膳することができる。
浴室

明智風呂と呼ばれている。
かつて、風呂の沸かされた合図の鐘が、春日局によって建立されていたのだが、
かつて、風呂の沸かされた合図の鐘が、春日局によって建立されていたのだが、
火災により焼失してしまい、現在の鐘は、東山仁王門の信行寺にあった鐘楼を
譲り受け、移築したものである。
経堂

江戸時代の建立で、中央の八角の輪蔵に『一切経』が納められていて、正面には
輪蔵の考案者である傅大士の像が祀られている。
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