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二王門をくぐり広々とした境内を歩き、中門が見えてくるとそのむこうに、五重塔がひときわ高く聳え立つ。



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クリックで大きくなります 五重塔は江戸初期の寛永21年(1644)の建立になり、総高は36,18mで、古代の法隆寺の五重塔のように下層から上層にかけて、屋根が比率正しく縮小するのではなく、東寺や御室の近代の五重塔は屋根が縮小してはいかない。

初重正面に大日如来を意味する額が懸けられ、内部に大日如来が安置される。

中央に心柱があり、それを囲むように四本の天柱が塔を支え、壁面には仏や真言八祖等が描かれるなど、細部の造作に安定感があり、調和のとれた重厚な造りである。



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九所明神も江戸初期寛永18年(1641)から正保元年(1644)にかけて建立された、仁和寺の中でも重要な伽藍を守る社である。

社殿は本殿・左殿・右殿の三棟にわかれ、八幡三神をはじめとし、賀茂、日吉などあわせて九座の明神が祀られている。

また各殿の正面には、寛永21年((1644)建立の綾部形石灯籠が建てられている。



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経蔵も寛永から正保年間の建立になり、建物は禅宗様式で統一されており、内部は釈迦如来・文殊菩薩・普賢菩薩などを安置し、壁面には菩薩や羅漢などが描かれている。

内部中央には八面体の回転式書架を設け、各面に96箱、総計768の経箱を備える。経箱には天台宗の学匠であった天海による『一切経』が収められている。



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金堂は仁和寺の本堂で、桃山時代に造られた紫宸殿を寛永年間に移築したもので、単層、入母屋造の本瓦葺、桁行21.5m、梁間18mの建物で、現存している最古の紫宸殿で国宝に指定されている。


                               参照:【各伽藍の駒札】より