大雄宝殿の東にあるのが「斎堂」 |
『斎堂』 |
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斎堂とは、いわゆる食堂のことであり、ここで300人もの僧が一同に介して食事をすることが出来るのである。 |
緊那羅王菩薩像を安置し、堂宇の横額と左右の聯は、木庵禅師の筆になるものである。 |
『開版』 |
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斎堂前には開版また魚梆(ぎょぱん)、魚鼓とも呼ばれる巨大な木製の魚が吊り下げられており、木魚の原形と云われ、叩いて食事や法要の時を知らせるものであり、現在も使われている。 |
木魚の原形とされる魚板は、時を知らせ、人を集める為に鳴らされた。魚の形をしているのは、魚は常に目を開けていることから、修行時に眠ることなく精進せよとの意もあり、また魚の腹を叩き煩悩を出すという意味合いが有ったとも云われる。 |
が本当は、眠気覚ましの為に打たれたのではないかとも言われており、その真意は定かでない。 |
『雲版』 |
![]() | 雲版とは、朝、昼の食事の合図と朝課の時に打つものであり、青銅製である。魚板と対をなしその打つ音色の違いによって、夫々の意味を知らせているのである。 |
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