直指庵の庭には、モリアオガエルが棲む池がある。

初夏から夏にかけて池の周囲の樹木に、泡状の卵を産み付ける。別名、延命小袋といい、一見すると寿命が延びると云われる。

                         出展:【モリアオガエルの駒札】より



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モリアオガエル(森青蛙)とは、日本固有の蛙で天然記念物に指定されている。

本州と佐渡島に分布し、四国・九州などの本州から離れた地域では、その生息ははっきりしていない。

蛙の産卵は、水中に産み付けられるのだが、モリアオガエルは水面にせり出した木の枝に卵を産み付けるのである。

これが白い泡状の袋のように見え、中々見ることが出来ないので、これを見ると寿命が延びると云われている。

1~2週間で孵化したオタマジャクシは、雨が降るのを待ち、雨で溶ける泡とともに池の中に落ち、水中で蛙となるのである。

昔は日本の各地で見られた延命小袋も、最近では森林の開発や生息環境の変化などにより、見かけることが無くなってしまったのである。