京都も随分と暑くなり、ぶらりと歩き出すのも一苦労な季節となってきたが、今回は一日乗車券で乗れる均一区間内の北端「上賀茂神社前」まで行ってみようと思う。まずは、下鴨神社に・・・・・

京都駅から205系統のバスに乗り。「葵橋西詰」で降りる。豆餅で有名な『出町ふたば』の前を通り、賀茂大橋へ・・・・・


クリックで大きくなります 出町橋 クリックで大きくなります 河合橋

クリックで大きくなります 左側が「賀茂川」に架かる『出町橋』、右側が「高野川」に架かる『河合橋』である。そして、その二つの川が一つとなり「鴨川」となる。(実際は高野川が賀茂川(鴨川)に流れ込んでいるのだが)

鴨川は京都の北、雲ケ畑の桟敷ケ岳を源流として、上賀茂神社・下鴨神社の横を流れて、賀茂大橋の手前で高野川を注ぎ込み鴨川(高野川と合流するまでは。賀茂川と表記される)となり、京の繁華街を南に流れ下鳥羽で桂川に注ぐ。

長さ31Kmの一級河川で、夏のこの時期には鴨川に納涼床が出来多くの人で賑わいをみせている。

高野川(たかのがわ)は、滋賀県との県境の途中峠を源として南へ流れ、比叡山の西側を叡山電鉄に沿うように流れ出町柳の賀茂大橋の手前で賀茂川と合流し、鴨川となる17Kmの一級河川である。

鴨川を表すのに「Y」の字に例えられるが、調度その形に見えるのがこの賀茂大橋の賀茂川と高野川が合流する地点なのである。


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クリックで大きくなります その賀茂川と高野川が合流する場所にあるのが『飛び石』……飛び石とは川の中に置かれた石で、その上を歩いて向こう岸へと渡ることが出来る、いわば橋のようなものである。

東の川端通から、高野川に石を敷き鴨川公園の先端を経て、さらに賀茂川の中を対岸に並べられている。

位置的には、賀茂大橋と出町橋・河合橋のほぼ中間で、ここを通る人はいるのだろうかと見ていると、川端通から若い娘さんがこの石を飛び、鴨公園に渡って行った。

その少し前には、少しお年を召されたご婦人の方が賀茂川の飛び石を渡り、鴨川公園にと歩いて行った。

暫く眺めていたが、どちらから渡る人も真中の鴨川公園へと歩いてゆき、両方の飛び石を渡って対岸まで歩く人はいなかった。

こんな『飛び石』が鴨川には何ヶ所かあり、それを訪ねてみるのもまた面白いのではないかと思うのである。