偃月橋から再び東福寺の境内に戻り。本堂を右に見て東に歩くと、五つの鳥居をくぐる『五社成就宮』に出会う。


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クリックで大きくなります 五社成就宮は、石清水八幡宮、加茂神社、稲荷大社、春日大社、日吉大社の五社を祀るので、五社明神宮とも云う。   東福寺の鎮守社であり、もとは摂政藤原忠平の創建になる「法性寺」で、今の五社成就社は、室町の文禄3年(1594)に建てられた、一間社流造・桧皮葺の建物である。


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クリックで大きくなります 五社成就社の横にあるのが、日下門を入ってすぐに在った西の鐘楼とともに東福寺にある、もう一つの鐘楼である『東福寺大鐘楼』で、寛文11年(1672)に再建されたものと云われている。


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クリックで大きくなります 五社成就宮の前にあり、南北朝時代の康永2年(1343)に建てられたといわれる。                       高さ4.5mの花崗岩で出来ていて、当寺創立祈願のため造立されたと云われ、初重軸部の金剛界四仏の梵字も美しく、全体の調和もとれた逸物である。


                      参照:【東福寺webページ 境内案内】より