臥雲橋の至る少し手前に、なにげない門が見えた。特に気にも留めずにシャターを切ったのだが、この門が鎌倉期のもので国の重要文化財『月華門』だとは知らなかった。


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月華門(月下門とも書く)は、文永5年(1268)に一条実経が
(一条実経は、東福寺を建立した九条道家の四男で、鎌倉時代の公卿であり一条家の始祖である)

常楽庵を建てた時に、亀山天皇から京都御所の日華門を下賜され、ここに移したと云う。

切妻造・桧皮葺の四脚門で、蟇股など細部に亘り鎌倉期の特色をよく表している。

(蟇股〔かえるまた〕とは、一つの横木の上にあり、他の横木〔重に上方の荷重を支える〕を受けるとともに、後年は装飾的な要素が多くなる。
下方が蛙が股を広げた姿に似ているところから、この名が付いた。)