新御車寄で皇太子と美智子さまが乗られた「儀装馬車2号」を見てから、

『紫宸殿』『清涼殿』『小御所』と、その前の御池庭を眺めて『御常御殿』その御内庭と見学して、西の『清所門』から外に出るというのが、一般公開での見学ルートなのであるが、

今回の特別公開では、さらに、その北側にある殿舎や門が拝観出来るのである。


クリックで大きくなります 一般公開 クリックで大きくなります 特別公開

一般公開と特別公開のルートを比べて頂くと、御所の北側にある殿舎や門が見学ルートになっているのが良く判る。

いつも外から見ている『朔平門』が今回は内から見ることが出来るのである。その他、『皇后宮常御殿』や『飛香舎』『若宮・姫宮御殿』などの殿舎も見ることが出来る。

まずは『皇后宮常御殿』を見ることにしよう。


クリックで大きくなります クリックで大きくなります

『皇后宮常御殿は、16世紀の終わり頃から、女御あるいは皇后の日常のお住いとして造営された御殿で、入母屋桧皮葺の書院造りで内部は13室からなる。』

                            出展:【京都御所特別公開のパンフ】より

皇后宮常御殿は見学コースからは、その全体が写しきれず、建物が判りにくいものとなってしまった。


クリックで大きくなります 皇后宮御殿に二体の人形があり、夫々に束帯と十二単を纏っている。

『束帯は男性の正装で、五衣唐衣裳(いつつぎからぎぬも)〔十二単〕は女性の正装であり、江戸時代に俗称として十二単とよばれるようになった。

天皇皇后両陛下のご結婚のご正装は、黄丹御袍(おうにのごほう)の束帯と、紫の唐衣・萌黄の五衣の十二単であった。』

                         出展:【京都御所 皇后宮常御殿の説明板】より


クリックで大きくなります クリックで大きくなります

その前には、よく手入れの行届いたお庭があり、新緑が緑の影を小川に写していた。

こんな庭を眺めながら一日中ぼうっとしていたら、世の喧騒を忘れさせ、至福の時が得られるであろう。

(しかし、多分一日中ぼんやりは出来ず、すぐ何処かで一杯と俗な考えを起こしそうである(笑))