大政奉還を成し終えて、龍馬は近江屋に潜むのだが、暗殺される5日前に福井藩の中根雪江に出した手紙が最近発見された。

手紙は、慶応3年11月10日付で、縦16センチ、横92センチの和紙に毛筆で書かれている。
それは、
『一筆啓上仕候、
此度越前老侯、御上京相被成候段千万の兵を得たる心中に御座候、先生ニも諸事御尽力御察申上候、
然るに先頃御直ニ申上置キ三岡八郎兄の御上京御出仕の一件ハ急を用する事に存候得ハ、何卒早々御裁可あるへく奉願候、
三岡兄の御上京が一日先に相成候得ハ新国家の御家計御成立が一日先に相成候と奉存候、唯此所一向ニ御尽力奉願候
誠恐謹言 十一月十日 龍馬
中根先生 左右
追白
今日永井玄蕃頭方ニ罷出候得とも御面会相不叶候、
談したき天下の議論数々在之候ニテ明日又罷出候所存ニ御座候得ハ大兄御同行相叶候ハヽ実ニ大幸の事ニ奉存候
再拝』

手紙は、慶応3年11月10日付で、縦16センチ、横92センチの和紙に毛筆で書かれている。
それは、
『一筆啓上仕候、
此度越前老侯、御上京相被成候段千万の兵を得たる心中に御座候、先生ニも諸事御尽力御察申上候、
然るに先頃御直ニ申上置キ三岡八郎兄の御上京御出仕の一件ハ急を用する事に存候得ハ、何卒早々御裁可あるへく奉願候、
三岡兄の御上京が一日先に相成候得ハ新国家の御家計御成立が一日先に相成候と奉存候、唯此所一向ニ御尽力奉願候
誠恐謹言 十一月十日 龍馬
中根先生 左右
追白
今日永井玄蕃頭方ニ罷出候得とも御面会相不叶候、
談したき天下の議論数々在之候ニテ明日又罷出候所存ニ御座候得ハ大兄御同行相叶候ハヽ実ニ大幸の事ニ奉存候
再拝』
(一筆啓上つかまつります。
此の度、越前老侯(松平春嶽)が上京されたことは、千万の兵を得たような心持です。
先生(中根雪江)にも諸事ご尽力頂いたことと、お察し申し上げます。
しかるに先ごろ直接申上げました三岡八郎兄の御御上京、御出仕の件は急を要する事と思いますので、なにとぞ早々に御裁可が下りますようお願いたまわります。
三岡兄の御上京が一日先になったら、新国家の御家計(財政)の御成立が一日先になってしまうと思われます。
ただ此の所をひたすらに御尽力を賜わりますよう、お願いいたします。
誠恐謹言 十一月十日 龍馬
中根先生 左右
追白
今日、永井玄蕃頭(幕府若年寄・永井尚志(なおゆき))方を訪ねたのですが、御面会は叶いませんでした。
談じたい天下の議論が数々在りますので、明日また訪ねたいと考えており、大兄(中根雪江)も御同行頂ければ、実に大幸に存じます。
再拝
此の度、越前老侯(松平春嶽)が上京されたことは、千万の兵を得たような心持です。
先生(中根雪江)にも諸事ご尽力頂いたことと、お察し申し上げます。
しかるに先ごろ直接申上げました三岡八郎兄の御御上京、御出仕の件は急を要する事と思いますので、なにとぞ早々に御裁可が下りますようお願いたまわります。
三岡兄の御上京が一日先になったら、新国家の御家計(財政)の御成立が一日先になってしまうと思われます。
ただ此の所をひたすらに御尽力を賜わりますよう、お願いいたします。
誠恐謹言 十一月十日 龍馬
中根先生 左右
追白
今日、永井玄蕃頭(幕府若年寄・永井尚志(なおゆき))方を訪ねたのですが、御面会は叶いませんでした。
談じたい天下の議論が数々在りますので、明日また訪ねたいと考えており、大兄(中根雪江)も御同行頂ければ、実に大幸に存じます。
再拝
龍馬は「新国家」という言葉に、大政奉還後の日本を見据えていたのだろうか・・・
しかし神は龍馬にその先を見させることはしなかったのである。
しかし神は龍馬にその先を見させることはしなかったのである。
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