『火の国へ』(昭和53年(1978)発売)
作詞:阿久 悠、作曲:三木 たかし、歌:石川 さゆり
「肥後の火の山 阿蘇の山 私向かえて くれる山 明日はあなたの 想い出も すべて燃やして しまいます 未練が眠りを さまたげる そして夜汽車は 火の国へ そして夜汽車は そして夜汽車は 火の国へ」
3年付き合った男と別れ、東京から夜汽車で熊本へ向かう女の心情を、そして阿蘇の山が温かく向かえてくれるのを信じて、火の国へ・・・

『火の国の女』(平成3年(1991)発売)
作詞:たか たかし、作曲:猪俣 公章、歌:坂本 冬美
燃える阿蘇の中岳に写し、惚れた女を抱きたけりゃ火傷かくごで抱けというが、闇を流れる火の河で、枕も吐息も熱い中で、あんたの夢をみている。
うちはひとりじゃよう寝れんので、月のない夜に逢いに来て・・・と女の情念切々と歌い上げる。

01五岳mid
阿蘇山は、火の国・熊本を象徴するする山だが、阿蘇山という名の山はなく、高岳(たかだけ:1,592m)を最高峰に根子岳(ねこだけ:1,433m)、中岳(なかだけ:1,506m)、烏帽子岳(えぼしだけ:1,337m)、杵島岳(きしまだけ:1,207m)の阿蘇五岳(あそごがく)を中心とする山野総称で、広義には火口原や外輪山を含めて阿蘇山と呼ぶ。
外輪山は、南北25km、東西18km、周囲128㎞の大きさがあり、火口原には田畑が開け、4万人の人が生活をしている。
阿蘇山といえば中岳がよく知られており、五岳のほぼ中心に位置していて、現在も活発な活動をしている活火山である。

02豊肥本線mid
熊本から大分には「やまなみハイウエイ」が走り、鉄道はJRの豊肥本線が阿蘇の雄姿を見ながら走っている。
豊肥本線は阿蘇カルデラを横切って、西側の鹿児島本線の熊本駅から、東側の日豊本線の大分駅に至る「阿蘇高原鉄道」の愛称で呼ばれている、JR九州の鉄道である。
熊本から大分まで全線(148Km)が開通したのは、昭和3年(1928)のことで、以来、九州中部の東西を結ぶ路線として重要な役割を果たし、阿蘇高原を通る鉄道として観光にも一役かっている。
また立野―赤水間ではスイッチバックを見ることが出来るのである。
この路線に乗った記憶はあるのだが、それが熊本から乗ったのか大分から乗ったのか定かではないのである。

03白水高原mid
また豊肥本線の「立野」から「高野」までを「南阿蘇鉄道」が走り、途中の「南阿蘇水のうまれる里白水高原」駅(読みで22文字、表記で14文字)は日本一長い駅名として知られていたのだが、令和8年(2026)現在、富山地方鉄道の「トヨタモビリティ富山 Gスクエア五福前(五福末広町)」停留所(読みで32文字、表記で25字)である。
2位は、京福電気鉄道(京都)の「等持院・立命館大学衣笠キャンパス前」駅(読みで26文字、表記で17文字)で、3位が、「南阿蘇水のうまれる里白水高原」駅と、鹿島臨海鉄道(茨城)の「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」駅(読みで22文字、表記で13文字)である。
ちなみに、日本一「短い」駅名は、JR東海・近畿日本鉄道・伊勢鉄道の「津」駅(読みで1文字、表記で1字)で、ギネス世界記録に認定されている。

ちなみに「新聞からご当地ソングが聴こえてくる」の熊本のご当地そんぐは、
『くまモンもん』(平成25年(2013)リリース)
作詞:小山薫堂・KAN、作曲:KAN、歌:森高 千里 である。