『秋芳台』(平成16年(2004)発売)
作詞:木下 龍太郎、作曲:弦 哲也、歌:水森 かおり
「釧路湿原」のカップリング曲として収録されている。

秋芳洞には、山口駅か新山口駅からバスに乗る。
山口駅からは「JRバス」(秋吉洞まで60分)、新山口駅からは「防長バス」(秋吉洞まで40分)が出ているのだが、新山口駅からの方がバスの便は多く、利便性なら新山口駅からとなる。

01秋吉台mid
秋吉台は、山口県の中西部に広がる日本最大のカルスト台地である。
その成り立ちは、赤道付近の温かい海で海底火山によって珊瑚礁が出来たのが始まりで、そう秋吉台は元々は海だったのである。
珊瑚礁は時間の経過とともに石灰岩となり、その繰返しで石灰岩の厚さは500m~1000mの層となり、それが3億5千万年という長い年月をかけて、プレート運動による海から陸へと移動してカルスト台地の石灰岩層を作るのである。
そこに長い時間雨水などで石灰岩が浸食され秋吉台が形成されるのである。
秋吉台の地表には、いたるところにある石灰岩柱とドリーネ(すり鉢状にへこんだ穴)が見える。
石灰岩柱は、地下深くにあった珊瑚礁の石灰岩が隆起して地表に現れたもので、それが雨水などにより浸食されて柱状になったものである。
ドリーネは、地表を流れた水が石灰岩の割れ目から地下に染み込んで、周囲の石灰岩を溶かしたり、鍾乳洞を形成する過程で地表が陥没したりして出来る擂鉢(すりばち)状の穴をいい、ドリーネが連結して出来た大きな窪地をウバーレと呼んでいる。

02秋吉台mid
秋吉台の地下100m~200mにある鍾乳洞が秋吉洞で、全長10.3Kmのうち1Kmが観光ルートとして公開されている。
秋吉洞は、百万年前に地下水の溶食作用により横穴ができ、地下川の浸食により開口(高さ20m、幅8m)し、さらに地下川の上流から砂礫が流入し、また水位の低下などがおこるとともに、洞窟内での天井の崩落が起る。
そして黄金柱や百枚皿など多くの生成物が発達して現在のような洞窟が出来たのである。
以前は「滝穴」と呼ばれ誰も近づかなかったが、明治以降の調査で大正11年(1922)に国の天然記念物に指定され、大正15年(1926)に東宮(後の昭和天皇)の行幸があり、その後「秋吉洞(あきよしどう)」と命名されている。

「秋吉台」で本州最後の山口を終えると、あとは四国・九州・沖縄である。

ちなみに「新聞からご当地ソングが聴こえてくる」の山口のご当地そんぐは、
『輝きながら・・・』(昭和62年(1987)発売)
作詞:大津 あきら、作曲:鈴木 キサブロー、歌:徳永 英明 である。