天橋立の松並木をでると一の宮桟橋からすぐの所にあるのが「元伊勢籠(この)神社」。
丹後国一之宮で、桟橋の名はここから付けられている。
神社に謂れは、
『神代の昔より奥宮眞名井原に豊受大神をお祀りして来ましたが、その御縁故によって崇神天皇の御代に天照大神が大和国笠縫邑からおうつりになり、之を吉佐宮(よさのみや)と申し、豊受大神と共に四年間お祀り致しました。
その後天照大神は垂仁天皇の御代に、又豊受大神は雄略天皇の御代にそれぞれ伊勢におうつりになりました。
それに依って当社は元伊勢と云われております。
両大神がおうつりの後、天孫彦火明命を主祭神とし、社名を籠宮(このみや)と改め、元伊勢の社、又丹後国一之宮として朝野の崇敬を集めてきました。』
出典:【籠神社(古称 吉佐宮)】より
また境内には重要文化財の狛犬があり、
『伝承によると、作者の一心で魂の入った狛犬が、天正年中不意に天橋立の松林に出現して、元伊勢詣りの参拝者や通行人を驚かした。
偶々親の仇討ちにひそんでいた岩見重太郎が、之を聞いて鎮霊を決意し、一夜待ち構えて音の方向の剛刀を一閃したところ、石の狛犬の苗脚が切れて出現が止んだと云う。
以来社前に還座して専ら魔除の霊験が聞こえたと伝えられる。
他所と違い、胴と脚がどっしりして、日本化された狛犬の最大傑作と云われる。』
出典:【重文狛犬(阿吽一対)伝 鎌倉時代】より
元伊勢籠神社に詣でた後に、帰りは「一之宮桟橋」から天橋立観光船に乗り「天橋立桟橋」まで戻って来た。(所要時間12分)




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