『和歌山ブルース』(昭和43年(2002)発売)
作詞:吉川 静夫、作曲:吉田 正、歌:古都 清乃

01ぶらくり丁mid
「逢いたい見たい すがりたい そんな気持ちに させるのは 「ぶらくり丁」の 恋灯り「真田堀」なら ネオン川 和歌山泣きたい ああやるせない」と歌い、「和歌の浦」「紀の川」と和歌山の名所が歌われる定番の和歌山そんぐである。
昭和43年(1968)発売当時のレコードはB面曲でA面は「串本育ち」であった。
徐々に「和歌山ブルース」がヒットし、昭和55年(1980)の新盤ではA面となっている。

02歌碑mid
平成16年(2004)に「和歌山ブルース」の歌碑が、大門川に架かる雑賀橋のたもとに建っている。
一般公募されたデザインは、直径1.8mのレコード盤の形をした御影石で、真鍮で作られたレーベル(レコードの中央に貼られたラベル)に歌詞や碑文などが刻まれ、ベンチとしても使用できる。
半径1m以内にが近づくと、「和歌山ブルース」のメロディが流れ、日没後には中央のポール部分が光るという。
碑文には、
『「和歌山ブルース」は、1980年代に大ヒットし、今なお人々に愛唱歌として唄われつづけている歴史に残る名曲です。
以来、和歌山を代表する歌のひとつとして、「和歌山」を、そして「ぶらくり丁」の名前を日本全国に広める大きな役割を果たしてきました。
この功績を顕彰して、「和歌山ブルース」の歌碑を建立いたします。
この歌碑が、未来につづく名所となり、新たな文化の創出を、そして街の活性化と大いなる発展を促すことを祈念します。』
                      出典:【和歌山ブルース歌碑の碑文】より