そして、
『侍ニッポン』(昭和6年(1931)発売)
作詞:西条 八十、作曲:松平 信博、歌:徳山 璉(たまき)
大老い・井伊直弼の隠し子である新納鶴千代が、命をとるか女をとるか、死ぬも生きるも五分と五分と迷った末に、刀の鯉口を切って雪の舞う「桜田門外」に、父である井伊大老を暗殺に赴き、雪の中に折り重なって倒れている直弼、鶴千代の姿があった。
お台場中央から東京港トンネルを抜け、お台場をあとに品川へと向かう。
東京港トンネルは、昭和51年(1976)に開通した首都高速湾岸線(大井~臨海副都心)と、一般道路として国道357線東京港トンネルとして、西行(羽田空港方面)が平成28年(2016)に、東行(お台場方面)が平成31年(2019)に開通している。
一般道路であるのだが、歩行者・自転車・軽車両・原付は通行禁止で、歩行者用道路もなく、自動車専用道路となっている。
トンネルを抜けて10分ほど走ると、東京タワーが見えてくる。
東京タワーは、昭和33年(1958)に建てられた総合電波塔で、東京スカイツリーが出来るまではここから電波を送っていた。
建設当時は日本一高い(333m)建造物として注目されたが、現在は東京スカイツリー(634m)に抜かれて第2位となったが、東京といえば東京タワーといわれるほどに観光名所として知られている。
ちなみに、自分は東京タワーの展望デッキには登ったことがあるのだが、まだ東京スカイツリーにはその下までしか行ったことがない。
さらに北上し国会議事堂が見えてくると・・・
国会議事堂は千代田区永田町に在り、日本の立法府である国会の議事を行う所で、法律の制定や予算の策定などが行われる。
現在の建物は大正9年(1920)に建設が始まり、昭和11年(1936)に完成する。
中央に65メートルの中央塔を中心に左右対称の形となっていて、向って左が衆議院、右が参議院となっている。
国会議事堂は一般公開(事前予約が必要)されており、中央塔や衆・参本会議場などを見ることが出来る。
桜田門はすぐで・・・
桜田門は皇居外苑にある門の一つで、小田原街道の始点にあたったことから、小田原口とも呼ばれた。
外側の高麗門(こうらいもん)と内側の渡櫓門(わたりやぐらもん)とで桝形門の形となっている。
安政7年(1860)桜田門外で、大老井伊直弼が雪が積もったなかを、僅か500mの距離を登城の際に、水戸浪士らによって暗殺をされる。
これを歌ったのが『侍ニッポン』で、井伊大老暗殺の場面がクライマックスとなっている。
また桜田門の前には昭和6年(1931)から警視庁の建物があり、警視庁のことを「桜田門」と隠語で呼ばれるようになった。
東京駅が見えてくると、・・・








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