京都市営地下鉄東西線は、京都市右京区の「太秦天神川」から「烏丸御池」で南北に走る烏丸線と接続し、東山区の「蹴上」で南に曲り山科区に入り、「山科」でJR東海道線と湖西線に接続し、伏見区の「醍醐」を走り、宇治市の「六地蔵」までの17.5Kmを走る地下鉄である。

01蹴上mid
「太秦天神川」から「蹴上」までは、京都市内の押小路通・御池通・三条通の地下を東西に走り、「蹴上」から右に大きくカーブをし山を迂回して「山科」へ。
「山科」から「六地蔵」までは伏見区の東部・山科区を南北に走り、宇治市の「六地蔵」に至る。
「六地蔵」では、JR奈良線と京阪電車宇治線とに接続している。

02疎水公園mid
蹴上は京都市営地下鉄東西線の駅であり、この前の道を抜けると、日ノ岡峠を越えて大津へと続く11Kmの街道である。
蹴上の名の由来は、その昔,牛若丸が金売り吉次と共に、奥州藤原氏のもとに旅立つ際に粟田口を出ここに来た時に、平家の武者が通りかかり馬が泥水を蹴上げたものが牛若にかかり、怒った牛若がこれらの武者を切り捨てたという謂われから「蹴上」と呼ばれるようになったと云う。
その後、牛若はこの行いを恥て9体の仏像を祈願したという。
その一つが疎水公園の中に残っている。

蹴上駅(京都市東山区小物座町)
京都駅から
▼京都市営地下鉄烏丸線で『烏丸御池』(所要6分)東西線に乗換『蹴上』下車(所要8分)