2023年10月

大仙院は大徳寺の塔頭であり、大徳寺には、市バス205・206系統で「大徳寺前」で降りるとすぐである。大徳寺は大燈国師によって、正中2年(1325)に創建された、京でも一二を競う禅宗の寺院であり、建武元年(1334)には京都五山の上位に列せられたが、至徳3 ...

平家物語の冒頭に、『祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひには滅びぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。』とあるように、沙羅双樹の花は「はかなき」ことの例えとさ ...

京都駅から妙心寺には、市バス26系統に乗り「妙心寺北門前」で降り、北門から入るか、JR嵯峨野線で「花園」で降り、5分ほど歩いて南門から入るかの二つの方法がある。花園の双ケ丘の東に、広大な寺域を持つ「妙心寺」がある。臨済宗・妙心寺派の本山で、日本にある臨済 ...

東福寺には、京都駅から市バス88・208系統のバスに乗り「東福寺」で降り、南に10分ほど歩くか、JR奈良線で「東福寺」で降り、南に10分ほど歩く。また京阪電車では「東福寺」か「鳥羽街道」で降り、どちらも10分ほど歩く。東福寺は、『東福寺は、九条道家が九条 ...

康勝(こうしょう)は鎌倉時代の仏師で、運慶の四男で湛慶は兄である。建久年間(1190~99年)に、東寺南大門「金剛力士像」と中門「二天像」の造立に兄弟たちと携わったことを始めとし、嘉禎3年(1237)以前に没するまで、京都・奈良の寺院の造像に関わっている ...

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