2023年08月

17日の山鉾巡行が終った夜に、三基の神輿が八坂神社の神を奉じて、四条通寺町の御旅所へ渡る、神幸祭がおこなわれる。八坂神社の石段下で、中御座、東御座、西御座の三基の神輿が西楼門を背に、ひとうねりした後、鴨川を越えて夜遅くに四条寺町東入ルの御旅所に着き安置さ ...

祇園祭は、八坂神社の祭礼で、明治までは祇園御霊会と呼ばれ、貞観(じょうがん:9世紀)年間より続き、葵祭、時代祭とともに京都の三大祭の一つである。貞観11年(869)に疫病が流行したときに日本の国の数に準じ、長さ6mの鉾66本を神泉苑に設置された「祇園社」 ...

大徳寺を西に出てすぐの通りを右に行くと、今宮神社がある。今宮神社は、正暦5年(994)に平安の都に疫病が流行った時に、これを鎮めるために創建された神社である。駒札には、『大己貴命(おおなむちのみこと)・事代主命(ことしろぬしのみこと)・奇稲田姫命(くしい ...

上賀茂神社と下鴨神社は「かも」の文字が違うのだが、この二社は、上・下で対をなす神社である。それが証拠に、5月15日に行われる「葵祭」は、この両社の大祭なのである。下鴨神社は、賀茂川の下流に祀られていることから「鴨」の文字をあて、下鴨神社と呼ばれるのだが、 ...

四条大橋を東に渡ると、左側に出雲阿国の像が立っている。出雲阿国は元亀3年(1572)に出雲国に生まれている。慶長8年(1603)に鴨川の河原にて、「ねんぶつ踊り」や「ややこ踊り」を基にして、「かぶき踊」を創作したと言われ、これが基となり現代の「歌舞伎」が ...

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